講義概要

「ねらい・到達目標」
 生涯学習や社会教育に関する基本的事項について、根拠法令や各種調査結果などを基に学習することを通して、自ら「いつでも、どこでも、なんでも、誰とでも」学ぶことの意味と重要性を理解する。また、最近、盛んに用いられているMOOCを実際に体験し、理解を深める。
 教員・社会教育主事・図書館司書・博物館学芸員に求められる知識・技能の修得が到達目標となる。また、卒業後もこの分野の関連事項を自ら学んでいく力を養う。

「使用テキスト」
 なし

「参考書」
 『新訂 生涯学習概論』伊藤俊夫、ぎょうせい、2010年
 『生涯学習のイノベーション』笹井宏益・中村香、玉川大学出版部、2013年

「成績評価」
定期試験の成績60%、平常点(授業への積極的な取り組み、課題発表、毎回のリアクションペーパーの内容)40%とし、総合的に評価する。授業ごとに毎回、リアクションペーパーを課し、平常点として加点する。

「スケジュール」
第1回 オリエンテーション、生涯学習とは何か
 授業の進め方について説明する。
 事前学習:生涯学習とは何か、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第2回 生涯学習の意義
 生涯学習が振興される歴史的背景・経過について考察する。
 事前学習:生涯学習時代とは何か、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第3回 生涯学習とMOOC①
 近年、盛んになってきたMOOCについて、その歴史、種類などについて整理する。
 事前学習:MOOCについて、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第4回 生涯学習とMOOC②
 MOOCについて説明し、自分で実際に1つのコースを選び、取り組む。
 事前学習:MOOCの種類について下調べをしておくこと。
 事後学習:自分が選んだMOOCに取り組む。
第5回 生涯学習と家庭①
 現代の家庭における問題について整理する。
 事前学習:現代の家庭の状況について、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第6回 生涯学習と家庭②
 現代の家庭と生涯学習の関連について整理する。
 事前学習:現代の家庭の状況ついて、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第7回 生涯学習と学校①
 学校教育の限界性と生涯学習の可能性について考察する。
 事前学習:生涯学習と学校教育との関係性について、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第8回 生涯学習と学校②
 学校教育の限界性と生涯学習の可能性について考察する。
 事前学習:生涯学習と学校教育との関係性について、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第9回 生涯学習とスポーツ
 現代の生涯スポーツについて理解を深める。
 事前学習:現代の生涯スポーツの状況について、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第10回 生涯学習と社会教育
 生涯学習と社会教育について理解を深める。
 事前学習:社会教育について、下調べしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第11回 生涯学習と法律
 生涯学習と法律の関係について整理する。
 事前学習:生涯学習に関わる法律について、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第12回 生涯学習と行政
 生涯学習における行政の役割について整理する。
 事前学習:行政の役割について、下調べをしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第13回 生涯学習と高齢者
 生涯学習を高齢者が行う意味について考え、認識を深める。
 事前学習:現代の高齢化社会の現状について、下調べしておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第14回 生涯学習とMOOC③
 MOOCを実際に体験した上で、生涯学習におけるMOOCの問題について整理する。
 事前学習:自分が選んだMOOCを修了しておくこと。
 事後学習:授業の内容について、振り返りを行うこと。
第15回 まとめと補足
 授業のまとめと振り返り
 事前学習:14回の授業内容の復習をしておくこと。
 事後学習:授業全体の内容について、振り返りを行うこと。

「講義ホームページ」
鈴木邦明研究室 / 講義

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